ブラック企業
ブラック企業とは、労働基準法を遵守せず従業員に長時間労働など劣悪な条件で働かせている企業の事ですよね。
最近は働き方改革によって、ブラック企業は改善されつつあると思います。
それでも人不足のためか、なかなか完全にはなくならない事も事実のようです。
このような問題のある企業で働いていると、正常な判断が出来にくくなってきます。
私もブラック企業に勤務していました。
今現在勤務している会社が、数年前までそういった勤務態勢だったのです。
次第に改善されてきたことによって、このような体験談も投稿できるようになりました。
ブラック企業なのになぜ辞めなかったか
ブラック企業で働いていたら体調を悪くして、命の危険もあります。
勤務状態がブラックならはやりすぐに転職すべきです。
それが分かっていても、私にはなかなか辞められない事情がありました。
- 子供たちの学費・仕送りの費用を稼ぎ出す必要があった
- 転職先に心当たりがなかった
- 転職先を探すゆとりがなかった
- 昔、無能社員のレッテルを貼った人たちに見返して欲しかった
- 仕事にやりがいを感じていた
といった事が挙げられます。
朝は8時半までに出勤。
仕事が終わるのは毎日AM1:00頃。
なにかトラブルがあると、AM3:00頃が帰宅時間でした。
出勤はそれでも通常通り8:30から始めました。
少し遅れてくることも許されていました。
遅れてくれば帰りはさらに遅くなるので、同じ事なのです。
正常な判断力が鈍る
理由を挙げれば前述のような項目があげられました。
でも、命の危険まであるのに辞めないのは、やはりおかしな事です。
毎日このような生活をしているうちに、正常な判断が出来なくなってしまうのです。
難しい判断が、面倒くさくなっていたのかもしれません。
そして、辞めたら周囲の仲間はもっと厳しい毎日を送らなければならなくなる。
辞めたら恨まれるかもしれない、なんて余計な考えまでちらほら浮かんでくるのです。
今と同じ水準の収入があれば
辞めても現状と近い収入が得られる職場があるなら、強引にでも辞める決断は出来たかもしれませんね。
過労で死んでしまっては元も子もありませんから・・。